山寺 観光案内
山寺の通称で知られる「宝珠山立石寺」
は松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
の句を読んだ場所としても有名です。
寺社造りで趣のある山寺駅舎を出ると目の前に雄大な山寺の眺めを見上げることが出来ます。
山寺駅から徒歩5分ほどで山寺の麓、登山口へ到着です。
風情ある山寺駅舎
寺社造りが特徴的で趣きのある山寺駅。見晴台から山寺を眺めるのも良いかもしれません。
駅舎前の丸ポストがいい雰囲気ですね。
山寺駅から山寺を望む
雄大な山寺の景色。写真では見難いですが山腹に五大堂などが望めます。
ここから立石寺参道までは徒歩5分ほどといったところでしょうか。
立石寺本堂
国指定重要文化財の根本中堂です。1356年に初代山形城主・斯波兼頼が再建した建物で、ブナ材の建築物では日本最古といわれています。
天台宗仏教道場の形式が今も綺麗に残されています。
日枝神社
卓観年中(859)に開山され、慈覚大師一山(宝珠山)の守護神として安置された日枝神社。毎年5/17には山寺山王祭が行われます。
御神輿殿 (日枝神社)
御神輿殿の中には1320年に制作された玉神輿一基と、1615年に作られた鳳凰神輿二基が納れています。現在では文化財保護のためそれらが複製され計六基の神輿が納められています。
5/17に行われる山王祭にはその神輿の姿が見られるでしょう。
芭蕉・曽良像
おくのほそ道で名高い松尾芭蕉。道中を共にした曽良と共に元禄二年(1689)5月27日、ここ山寺に立ち寄ります。この地で有名な俳句の一つ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠みました。
念仏堂 ・ 鐘楼
念仏堂には「ころり往生阿弥陀如来」が祀られています。寿命が来て、苦しむこと無く極楽浄土にお迎えくださるとされています。
山寺登山口 山門
鎌倉時代の建立といわれる山門は、奥之院や五大堂のある山腹部への入り口です。ここから五大堂や奥之院まで約800段もの石段が続きます。
開山堂 納経堂
立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、慈覚大師の木像が納められております。左に見える小さな赤い御堂は写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物です。
五大堂
山寺唯一の舞台式御堂で有り、山寺随一の展望台でもある五大堂。五大明王を祀って天下泰平を祈る道場です。五大堂から眺める景色はとても感動的です。
奥之院 大仏殿
右側の建物が奥之院で、慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来を本尊としています。また、左側の大仏殿には、金色の阿弥陀如来像を安置し、毎日卒塔婆供養が行われています。